~乳がんからの日々~HBOC(遺伝性乳がん卵巣がん症候群)

2020年8月 HBOC(遺伝性乳がん卵巣がん症候群)が原因の乳がんと診断。同9月右乳房全摘+同時再建。同11月左乳房予防切除+同時再建、及び卵巣・卵管・子宮全摘。現在ホルモン療法中。まだまだ世に知られていないHBOCを読者の方々と情報共有できるよう、また自身の備忘録も兼ねてブログを始めます。

新コロワクチン接種1回目(ただし夫)

ご訪問頂きありがとうございます。

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毎日暑いばかりで、ブログを書くような大した事も起きないのですが、

昨日夫が新型コロナのワクチン接種をしてきました。

 

ファーザーやモデルナのmRNAワクチンに対して当初から私が慎重だったので、しばしの間迷っていたようですが、結局打つことに決めたようです。

 

ワクチン慎重派の友人たちと日頃より情報交換しているのを隣で聞いているので、どのようなリスクがあるのかは分かっていると思います。

その上での接種。

 

取り敢えず今のところ副反応らしき症状は全くありません。

 

さて私はといえば・・・

 

阪大とベンチャーアンジェス)が開発しているワクチンが今のところ国産ワクチンの先頭を走っていて、この秋からP3の治験が始まるとの情報を得ていたので、その治験に参加できないか?と目論んでいたけど、がんの基礎疾患がある人は対象外のようです。

 

もちろん治験は基本健康な人が参加するものなので、基礎疾患アリがダメなのは分かるのですが、

特定の疾患の人向けの治療薬の治験とは違い、ワクチンは基本年齢や基礎疾患が有り無しかかわらず接種するわけで、P3でも治験に参加できないなんて納得できなかったので治験会社に問い合わせてみました。

 

電話口に出た方の答えは「治験は健康な方に薬等を投薬し、その人の血液の中や体の中でどれくらいの時間にどのように作用するのか調べるためのものなので、基礎疾患が有る人はだめとの事」

 

特定の疾患の方に投薬する治療薬ならもちろんその理屈は分かるのだけど、

では私のように基礎疾患があり投薬を受けている人はワクチンを打ってもいいのかどうかの判断は治験無くしてどのように判断するのですか??

そう聞くと明快な答えは返ってきませんでした(苦笑)

 

現在トップを走っている阪大ベンチャーアンジェスのワクチン、二番手につけている塩野義製薬ともに、最初の会社は容量を増やして、二番手はアジュバンドを変更して再度P1、P2~治験を始めるので、年内は絶望的かと思います。

 

さてさて、リスクをとって海外ワクチン接種に踏み切るか、もう少し様子見をするか・・

 

難しい判断になりました(;´д`)トホホ