~乳がんからの日々~HBOC(遺伝性乳がん卵巣がん症候群)

2020年8月 HBOC(遺伝性乳がん卵巣がん症候群)が原因の乳がんと診断。同9月右乳房全摘+同時再建。同11月左乳房予防切除+同時再建、及び卵巣・卵管・子宮全摘。現在ホルモン療法中。まだまだ世に知られていないHBOCを読者の方々と情報共有できるよう、また自身の備忘録も兼ねてブログを始めます。

き、きた~ぁ

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大阪城公園

2020年12月11日(金)

今日は予防切除後初の乳腺外科の診察です。

 

予約時間が16:00だったので少し早めに家を出て、大阪城公園を1時間ほど散歩してから病院に入りました。

 

診察室に入って最初の説明は、予防切除で取った左胸にがんがあったかどうかの説明でがんは見つからなかったとのこと。

ちょっと一安心。

 

その後、がん切除をしてもらったOクリニックからの紹介状に書いてある私のがんのタイプなどをひとつひとつ確認をされながら「う~ん、ちょっと悩ましいところですね~」と一言。

 

キ・キタ~(汗)

 

そう、その予感はあったのだ!

 

これは「抗がん剤が必要かどうか」のことだろうと思っていたので、「抗がん剤をするか否かですか?」とお聞きすると「そうです」と。

 

その悩ましいところはどこかと言うと、

ステージは1でリンパにも転移はないけど、

がんのグレードが2であること。

Ki67が30と高値であること。(15以内ならセーフだそう)

ホルモン感受性が70%であまり高くないこと(ホルモン感受性はできれば80~90%が望ましいらしい)

 

それでK先生からオンコタイプDXという遺伝子検査をしてみては、との提案。

 

ハイハイ。オンコタイプDXはすでに調べているので知ってますよ。

 

 

実はOクリニックでのドクターの説明で抗がん剤のことで引っ掛かっていたことがあって、

それはMRIや細胞診などの結果が返ってきたとき「これは抗がん剤はいらないな」

主治医のN先生はそう独り言のように言い、

 

その後、手術前の最終説明のときにも「抗がん剤はいらないと思います」

そう言ったにもかかわらずその直後私に「抗がん剤したい?」と聞いてきたからです。

 

(もしかしてドクター自身が迷ってる??)

 

抗がん剤をしたい人なんていないでしょ!」内心そう思ったけれどその言葉は飲み込んで「いえ」といいながらとりあえず首を横に振ったけれど・・・

 

それ以降抗がん剤の話がでることは無かったのだけど、この時の先生の一言がずっと心に引っ掛かっていたのです。

 

それで自分でも色々調べていくうちに「オンコタイプDX」という検査があることを知ったので、もし抗がん剤をするか否か微妙なラインであるなら受けてみたいと思っていました。

 

この検査は保険が効かないので検査費用に40万円ほどかかるけど、ずっともやもやしたまま過ごすより検査をしてもらってスッキリした方がいいと思っているので。

 

週明けがんセンターからOクリニックに病理組織を送ってもらい、その後診察日を決めて相談のうえどうするか決める予定です。

 

K先生のお話では抗がん剤をする場合術後3か月以内にした方がいいそうで、時期的にも微妙になってきているのですが、K先生もそれでもやった方がいいと思ってらしゃるようなので、前向きに考えたいと思います。

 

 

週明け月曜日は婦人科の診察。

 

まだまだ病院漬けの日々は続きます。