ジェネリック医薬品
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風邪などで病院に行きその後調剤薬局でお薬をもらうとき、大抵は「ジェネリック医薬品でいいですか?」と聞かれますが、そのたびに「先発薬でお願いします」そう言ってきました。
ジェネリック医薬品は内容は先発薬と同じ。
そう言われているけど、実際は有効主成分のみで添加物などの部分は違う成分が入っていると聞いていたからです。
ですが、今回乳がんをオペしたクリニックでもその後予防切除したがんセンターでの入院中も、そして退院後外来での処方箋でもそこに書かれている薬名はすでにジェネリック。
がんセンター入院中ナースの方に「ジェネリックの痛み止めは効きが悪いから先発薬を出してほしい・・」そう言ったら、ジェネリック医薬品は様々なメーカーから出ていて、当院で出しているのは一番効きがいいと思います。
そう言われ、ジェネリック医薬品は様々なメーカーから出ているのを知りました。
そして今回ジェネリックの医薬品とひとくくりにしてきた自分が無知だったと知ることに。
そう、効き目や副作用の出方が微妙に違うのです。
Oクリニックで処方されていたお薬は以下のとおり。
・アナストロゾール(トーワ)「ホルモン療法」☜アロマターゼ阻害薬
・ベネット「骨粗しょう症治療薬」
・アルファカシドール「ビタミンD」
・乳石錠「カルシウム剤」
がんセンターでの処方
・アナストロゾール(DSEP)「ホルモン療法」☜アロマターゼ阻害薬
・ボナロン「骨粗しょう症治療薬」
この中でがんセンターで処方されたアナストロゾール(DSEP)が調剤薬局に置いてなくて取り寄せになるので、他のメーカーでもいいかと聞かれたのだけど、
(DSEP)と書かれた文字が気になり、「これはメーカー名でもしかして第一三共ですか?」と聞くと、第一三共のジェネリック部門のメーカーだとのこと。
ふ~ん。
でもわざわざ処方箋にメーカー名が書いてあるということは、ドクターがそこのメーカーのものをと思っているはずなので、お取り寄せしてもらうことにしました。
自宅に戻りこのメーカ名で調べてみると、
ジェネリック医薬品の中で「オーソライズドジェネリック」というものらしいということが分かりました。
「許諾を受けたジェネリック医薬品」
という意味です。
新薬メーカーから許諾を得て製造した、原薬、添加物および製法等が新薬(先発医薬品)と同一のジェネリック医薬品や、特許使用の許可を得て、優先的に先行して販売できるジェネリック医薬品です。
これで謎が一つ溶けました。
Oクリニックで処方されていた「ロキソプロフェン」とがんセンターで出されていた「ロキソプロフェン」の効き目が違っていたこと。
アナストロゾールの副作用、関節痛がOクリニックで処方されていたのは飲み始めてから1か月ほどで始まったのに、がんセンターで処方されてるものは未だに関節痛が起こっていないこと。
それらの違いはこういうことだったんだ。
どなたかのブログで知ったのだけど、このアナストロゾール、どうやら先発薬と後発薬とでは結構お値段が違うらしい。
ホルモン療法は10年間続くのでこの違いはかなりお財布に響きますよね。
それを考えると、がんセンターで出された「先発薬と全く同じのジェネリック」はお得なうえ、違う内容の混ぜ物が入っている心配もなくベストな選択だと思います。
ちなみに3か月分のお薬代は8000円強でした。