~乳がんからの日々~HBOC(遺伝性乳がん卵巣がん症候群)

2020年8月 HBOC(遺伝性乳がん卵巣がん症候群)が原因の乳がんと診断。同9月右乳房全摘+同時再建。同11月左乳房予防切除+同時再建、及び卵巣・卵管・子宮全摘。現在ホルモン療法中。まだまだ世に知られていないHBOCを読者の方々と情報共有できるよう、また自身の備忘録も兼ねてブログを始めます。

乳頭再建のこと。

ご訪問頂きありがとうございます。

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私の乳がんは見つかった時初期ではありましたが遺伝性乳がんということもあり、乳頭も切除しました。

当初は健側の乳頭を半分こして患側に移植する方法で再建するつもりでしたが、予防切除の際主治医から「乳頭も乳腺ですよ」の一言で健側の乳頭も切除しました。

 

予防切除をするまでは、健側の乳頭はあって患側の乳頭はない。

そんな状態の時には違和感があったけど、両方無くなってしまうと徐々に違和感も感じなくなっていき・・

 

むしろ乳頭が無くなってみると便利な事も・・

 

ノーブラで自宅で過ごしているとき宅配業者が来ると慌ててブラを付けたものですが、無いとそんな必要がない。

 

夏の時期の早朝散歩、白のTシャツの下にブラを付けなくていい。

 

バレエレッスンのレオタード、ブラカップを付けなくていい。

 

未だお若い方はともかく、私のような年齢になると便利なことの方が多いかも。

 

そう思うようになってきました。

 

私がお世話になっているブレストクリニックでの乳頭再建のやり方がタトゥーということも関係していますが、徐々に乳頭再建はしなくてもいいのじゃないかという気持ちが大きくなってきたのです。

 

そんな折緊急事態宣言もあけコロナ陽性者も激減してきたこともあり、友人との温泉旅行の話が持ち上がりました。

予定の日まであまり時間がなかったので、慌ててナチュラルブレストさんへ人工乳頭の注文をしました。

 

サロンに行って選ぶ方法もありましたが、時間が無かったのでサンプルを送ってもらい自分で選ぶことに。

 

送られたきたサンプルの一部です。

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乳頭や乳輪の大きさ、色などをチョイスして用紙に書き込みます。

 

実物を見ると想像していたよりよくできている。

 

接着剤を使わなければ装着を試してみてもいいとのことだったので、そっと再建した乳房に置いてみました。

 

うん。なかなかいい感じ♪

 

将来のことは分からないけど、取り敢えず今は温泉に行くときだけでいいかな。。

乳頭があるのは・・・