~乳がんからの日々~HBOC(遺伝性乳がん卵巣がん症候群)

2020年8月 HBOC(遺伝性乳がん卵巣がん症候群)が原因の乳がんと診断。同9月右乳房全摘+同時再建。同11月左乳房予防切除+同時再建、及び卵巣・卵管・子宮全摘。現在ホルモン療法中。まだまだ世に知られていないHBOCを読者の方々と情報共有できるよう、また自身の備忘録も兼ねてブログを始めます。

やはり姉も・・・

ご訪問頂きありがとうございます。

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昨年私の乳がんの原因がBRCA1の変異による遺伝性乳がんと分かってから、私の姉妹にはその事を伝え、姉妹たちにもその可能性があることなど話をしました。

 

私は4姉妹の3女ですが、姉妹といっても皆それぞれ性格や考え方も違っていて、反応もそれぞれでした。

 

そして私に先駆け両側の乳がんを患っていた直ぐ上の姉が少し前遺伝子検査をし、その結果が出たと連絡がきました。

 

予想通り私と同じくBRCA1に変異ありでした。

 

ある程度予想していたとはいえ、ショックだったと思います。

 

姉は両側とも部分切除なので再発の可能性があります。

もちろん、卵巣がんの可能性も。

 

同じ状況の私が話してあげるのが一番なので、電話をして少し話をしました。

 

姉は最初から検査にも乗り気ではなく、もし陽性だったとしても予防切除はしたくないようでした。

「こまめに検査をしてたらいいんじゃないか」そんな言葉が出たこともあります。

 

私とは性格が全く違っていて、いい意味でもそうでなくても「のんびり屋さん」「物事をあまり深く考えない」そんな性格です。

 

また旦那様に検査を受ける前に「未だ癌にもなっていないのに手術をするのか」

そう言われたことも関係しているように感じました。

 

乳がんの方はこまめに検査をすれば早期発見できるかもしれないけど、卵巣がんは現在のところ早期発見は難しく、見つかったときにはある程度進行している可能性があること。

そしてそのための予防切除であることなど伝え、後は本人の決断に任すしかありません。

 

「もしなったらなった時の事」そんな言葉が出たこともあるのですが・・

 

姉妹として「先ずは命を優先してほしい」その言葉は伝えられませんでした😢

 

姉妹といえどもセンシティブな問題。

本当に難しい・・・(-_-;)