~乳がんからの日々~HBOC(遺伝性乳がん卵巣がん症候群)

2020年8月 HBOC(遺伝性乳がん卵巣がん症候群)が原因の乳がんと診断。同9月右乳房全摘+同時再建。同11月左乳房予防切除+同時再建、及び卵巣・卵管・子宮全摘。現在ホルモン療法中。まだまだ世に知られていないHBOCを読者の方々と情報共有できるよう、また自身の備忘録も兼ねてブログを始めます。

がんセンターの食事

ご訪問頂きありがとうございます。

f:id:Rino_2018:20201123102530j:plain

2020年11月23日(月・祝)

今日は術後19日目、退院後6日目です。

 

体力が徐々に戻ってきたのか、昨日は退院後初めてのお散歩に行きました。

とはいえ、かなり短いコース。

スーパーまでの道中ちょっと遠回りして20分ほど歩いてみました。

 

おかげでここの所夜になると耳鳴りがしてあまり眠れなかったのですが、昨夜はぐっすり眠ることができました。

 

さて予防切除でお世話になったがんセンター。

こちらの病院食のお話です。

 

昔に比べると病院食、すごく良くなりましたよね。

乳がんのオペでお世話になったブレストクリニックでもそれは感じていて、昔の味気ないご飯では全くなく、全食美味しくいただきました。

 

今回はお腹の中を触っているので最初の食事はおもゆとコーンスープでした。

もちろん食欲は全く無く、コーンスープを一口、二口ほど。

その後、3分がゆ、5分がゆ、7分がゆ、その後普通食となってもなかなか食欲が出ませんでした。

 

そんな折体重測定のとき、「思ったより体重が減っていない・・」とつぶやいた私にナースの方に「食事があまり食べられていないのですか?」と聞かれたので、食欲がないことと、食事にほとんど汁物が付いてこないことが原因かも。

そう伝えました。

 

それからしばらくして栄養士さんが訪ねてこられました。

汁物がないことで食べにくいのであれば、主食のご飯を麺類に変えてみますか?と提案されたのでそれでお願いしました。

 

それからはの主食は、お蕎麦であったりうどんであったり温かいそうめんであったり、時にはラーメンなんて日もありました。

 

以降毎回ほぼ完食できるようになり、徐々に体力も回復していったように思います。

やはり人間は口から物を食べないと。。。ですね。

 

がんセンターではお昼と夜の主菜は2種類から好きなものを選べます。

これだけでも有難いのに、こんな風にきめ細かな対応をしていただけるなんて、少し驚きました。

f:id:Rino_2018:20201123104209j:plain

主食ご飯のとき

f:id:Rino_2018:20201123104316j:plain

主食麺類

またがんセンターでは土曜日の昼食と夕食に特別食を選択できます。


これはプラス600円を支払うと少しゴージャスな食事を出してくれるというものです。

この特別食、何時申し込みをするのかわからず金曜日の夕食を持ってきてくださった厨房スタッフの方にお聞きすると、申し込みは木曜日だとのこと。

そんな用紙は付いてこなかったと言うと特別食は主食がご飯の人のみとのことでした。

 

それで仕方なく諦めたのですが、翌朝別の厨房スタッフの方が来られて特別食を出せるので選んでくださいと、用紙を持ってきてくださいました。

 

そうして選んだのがこのパエリア

f:id:Rino_2018:20201123104843j:plain

特別食のパエリア

これは嬉しかったですね。

こんな直前にも関わらず、しかも申し込み期限が過ぎていて諦めていたのに対応して下さるなんて。

 

がんセンターではこのように食事に限らず、本当にきめ細かい看護や対応をしていただけました。

 

改めて感謝いたします。