~乳がんからの日々~HBOC(遺伝性乳がん卵巣がん症候群)

2020年8月 HBOC(遺伝性乳がん卵巣がん症候群)が原因の乳がんと診断。同9月右乳房全摘+同時再建。同11月左乳房予防切除+同時再建、及び卵巣・卵管・子宮全摘。現在ホルモン療法中。まだまだ世に知られていないHBOCを読者の方々と情報共有できるよう、また自身の備忘録も兼ねてブログを始めます。

がん保険

ご訪問頂きありがとうございます。

f:id:Rino_2018:20201025210037j:plain

 

突然ですが、皆さんはがん保険には入ってらっしゃるでしょうか??

 

 

私の母は私が30代半ばのとき、子宮体癌で亡くなりました。

手術から1年後肺への転移がわかり2年にわたって抗がん剤のための入退院を繰り返しました。

 

当時は抗がん剤治療は入院していたのです。

 

その病院からは10日毎に医療費の請求がきていたのですが、その費用は10万円とか15万円とかでした。もちろん10日分の医療費です。

 

今は高額療養限度額認定証なるものがあり、事前に役所に申請しておけば所得に応じて一定額以上は請求されませんが、当時はそのような制度はなく支払い後役所に届け出して2~3か月後に支払われる。

そんな感じでした。

 

がん治療にはお金がかかる!

 

これが私たち家族が痛感したことです。

しかも何とか母を助けたくてがんにいいという高額な健康食品も飲ませていてその費用もひと月数十万円かかっていました。

 

そんな経験があったので母が亡くなってから私たち姉妹は全員がん保険に加入しました。

 

 

数年前友人の紹介でファイナンシャルプランナーの人に保険の見直しをしてもらった時、今のがん治療にそぐわないと言われ、それまでかけていたがん保険を他社のものに乗り換えました。

今その保険はテレビで毎日のように放映されています。

 

今回がんと診断されてそのがん保険の給付金がおりました。

 

そこそこの金額が振り込まれたのですが、それは今後もしも健康保険の効かない治療を選択することになったときの為にとっておこうと思っています。

 

幸い私には夫がいるので治療費の心配はしなくてもいいのですが、やはり健康保険の効かない治療を選択したくなったとき、このお金があるのは心強いものです。

 

 

家族にがんに罹った人がいない、若しくは少ないという人もいざというときの備えにがん保険はおススメです。

なってしまってからでは基本入れないので。

 

ちなみに私の入っていたがん保険は、2年以上経てば再発・転移があったときも補償されますし、がんになったら以降の保険料はいらないので、この点においても助かっています。