~乳がんからの日々~HBOC(遺伝性乳がん卵巣がん症候群)

2020年8月 HBOC(遺伝性乳がん卵巣がん症候群)が原因の乳がんと診断。同9月右乳房全摘+同時再建。同11月左乳房予防切除+同時再建、及び卵巣・卵管・子宮全摘。現在ホルモン療法中。まだまだ世に知られていないHBOCを読者の方々と情報共有できるよう、また自身の備忘録も兼ねてブログを始めます。

術後病理検査の結果

ご訪問頂きありがとうございます。

f:id:Rino_2018:20201001144244j:plain

 

10月1日、術後初めて主治医の診察を受け、病理組織の検査結果を聞きました。

術前の生検とほぼ同じ結果でホッと一安心。

 

結果は以下のとおりです。

 

センチネルリンパ節生検 (陰性)

・組織型   浸潤がん(硬がん)

・ホルモン感受性 (有り)

・組織学的異形度  (グレード2)

・脈管浸潤  (なし)

・HER2スコア 1+(陰性)

・増殖能Ki67  (30%)

乳がんサブタイプ(ルミナールB)

・腫瘍の大きさに関しては、乳管部分の大きさは書いていないらしく、乳頭部分の大きさだけが書いてあるとのこと。

そちらは1cmに満たない大きさのようです。

 

 

これを踏まえて今後の治療方針が決まりました。

 

私の場合はホルモン感受性が+で閉経しているので、アロマターゼ阻害薬の「アナストロゾール」を朝食後に1錠、明日から飲み始めます。

 

毎朝食後1錠の服用なのですが、飲み忘れしないよう日付を入れておきました。

f:id:Rino_2018:20201002163547j:plain

 ☝ これでバッチリ!

 

この薬を飲み始めると副作用としてほてりや関節痛などと共に、骨量の低下などのがあります。

そのため入院中骨量を図る検査を受けていたのですが、骨量は57%。

何と!すでに立派な骨粗しょう症だそう。トホホ

 

とりあえず、この「アナストロゾール」を1か月飲んで肝機能などに影響がないか確かめた後、骨粗しょう症の薬と共にカルシウム剤やビタミンDなどの薬が追加されるようです。

 

薬の副作用を止めるために薬を飲む。

こうして薬が増えていくんだ。

 

何だかホント、これで立派な病人になっってしまったみたい(苦笑)