~乳がんからの日々~HBOC(遺伝性乳がん卵巣がん症候群)

2020年8月 HBOC(遺伝性乳がん卵巣がん症候群)が原因の乳がんと診断。同9月右乳房全摘+同時再建。同11月左乳房予防切除+同時再建、及び卵巣・卵管・子宮全摘。現在ホルモン療法中。まだまだ世に知られていないHBOCを読者の方々と情報共有できるよう、また自身の備忘録も兼ねてブログを始めます。

術後の痛み

ご訪問頂きありがとうございます。

 

友人から届いた虹の写真。(Rinoちゃんに幸あれ)の言葉を添えて。アリガト。。。

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世間は4連休なのに私はかごの中の鳥・・・なんて愚痴は言いません・・・(トホホ)

9月20日、今日は手術から6日目です。

術後の痛みも随分楽になってきました。

 

術前、麻酔科のドクターから全摘+一次再建をした人は結構痛みが強いこと。

その強い痛みが長々と続くことを聞いていました。

 

手術を終え病室に戻ってきて約1時間後、最初の痛み止めロキソニンを飲みました。

その後翌日の夜まで6時間毎に飲んでいた時は、時折鋭利な痛みが患部全体に走る以外我慢できないほどの痛みは無く、私は軽い方なのかもと高を括っていました。

 

ですが、術後1日目の夜、担当NSの方から「痛み止めは1日に3回までなので、少し間隔をあけるなりして調整してくださいね」と言われ、8時間毎に変更しました。

以降、本格的な痛みに襲われるようになります。

 

痛み止めというのは少し痛み出したくらいで飲むと結構効くのだけど、痛みが強くなってからだと効きが悪いことを経験上知っていたので、薬が効かなくなったのはそのせいだと思われました。

 

体動時はもちろんのこと、じっとしていても息が出来ないほどの痛みが襲ってきます。

夜も眠れず術後3日目まではこの強い痛みとの戦いでした。

 

ですがこの頃からはどういう動作や姿勢をすると痛むのかが分かってきました。

人によると思いますが、私の場合は上体を前に倒したとき。これはシャンプーの時に発見。

あと、体をひねったとき。これはトイレの時に発見しました。

 

分かればこの動作を避けるようにして後の安静時の痛みは、痛みが去るまでやり過ごすしかありません。

それでも術後4日目には一日3回飲んでいたのを2回にし、その翌日からは寝る前だけにし・・・と、日中の痛みは我慢の範囲となってきました。

 

ナースから「血液や体液を体の外に排出するドレーンが入っている場所の痛みは、ドレーンを抜くまでは続くと思います」と言われていたのですが、その部分の痛みも日に日に軽くなっていき、院長回診のとき院長が「術後3~4日以降は痛みはマシになっていきますからね」と言われたとおりの展開になっていっています。

 

 

毎日の診察はナースステーション横にある診察室で行われます。

時間になると廊下に丸椅子が置かれ入院患者がずらりと並ぶのですが、他の患者さんとお話しできる唯一の時間です。

 

コロナがなければ食堂でお喋りしながらの食事となり、そこで患者同士仲良くなったり戦友が出来たりするようですが、コロナ禍の中皆同じ方向を向いて黙って食事をする状況では無理というものです。

 

話は逸れましたが、一次再建を終え今回の入院が二次再建という方が2名いらっしゃいました。それで診察を待つ短い時間、退院してからも痛みは続くのか聞いてみたところ、その方の場合は約1か月続いたとのこと。

 

一か月かぁ・・

退院の時痛み止めを貰って帰らなきゃな。。( ´Д`)=3 フゥ